SEEDの続編SEED DESTINY。とりあえず日記のほうに書いたものをまとめたりたまに感想とか予想とか書いてみたりしたもの。2004年中に書いたものがこのページにまとめてある。
現行記事はgundamseeddestiny.htmlであってブックマークするならそちらが吉。
2004年末まで(放映前コメント・試写会から第12話まで分)の過去ログは現在のページ。 2005年3月末まで(第13話から第23話まで分)の過去ログはこちら。 2005年6月末まで(第24話から第36話まで分)の過去ログはこちら。
ネットでアンケートで答えただけの試写会の券が当たった。
結局明日の試写会に行くことに。同行者に話し振ったとたん「フレイ出るかなー」はないだろうおい、と思った。洗脳したの俺だけど。
以下DESTINYに求めることを書いてみる
C.E.70。血のバレンタイン以下略以外のナレーションは総集編を除き皆無
ついでに個人的に期待しているのは前回一番受けた(失笑を誘ったの意)普通の評論に対する批判文「監督脚本の意図を読み取れるなんて基地外/電波」的な文がまた出ないかなー、という。それ反論じゃないし。記名だったのもまた何とも。意図は読み易すすぎる話だったのにな。
ところでどうでもいいんだが、予告ムービーを見た感じ合体時に無駄にかっこよくボタンやらレバーやらいじってるが、そんな危険なことをさせずにボタン一発にしたほうがいいような気がしなくもない。Ζはそうだったような気がする(ジュドーがはずみで変形してたような)。
同行者気温差で発熱して倒れる。さびしいわー。雑談できないとなあ。
ちなみに本編の話は微妙にアレというか続きが分からんので評価保留なんだが、イベントとしては非常に面白かった。アニメイベントなんて初めていったんだが。
以下くそ長いしネタバレなので隠す。
プログラムはこんな感じ
以下感想とか
いよいよ本放送が開始しました。このページもアップしました。台風でバイト(塾講師)が休みになったので生で見られてうはうは。台風情報が非常に邪魔だがなっ。
ステラはフォウをまともにじっくり描いてみたいというところなんだろうなあ、と予想しておく。
ついでにオープニングみた感じだとマリューの元彼の仇がバルトフェルドだったりするのかしら。でもあの二人はもう仇云々は心の中で決着がついているだろうから、シンをいさめる(というより参照するだけがいいかな)役になったりするというのが無難かな。
ちなみに私は基本的には後付け歓迎なので。
3度目。エンディングにラクスが2人いるような……?ヤジロベー?(違) ニセモノだったらそれはそれで楽しい展開になりそうだ。絶対に∀のパクリと表面的に叩かれるし(笑)世に蔓延するアニオタによる批判の名を借りた単なるひがみ根性から来る批難はホント邪魔。そういえば結局X ASTRAYでカナード・パルスをたぶらかしたのはデュランダルなのかどうなのか気になるな。
同様にフレイとかステラとかの評価でイっちゃったヒロインとか電波とかの浅い分析が多くて嫌になるわあ。
何をもってフォウとか私が言ったのかというと、主人公と敵方との恋展開っぽいのはまず第一だが、精神か生活環境に何か欠落が感じられる、というあたりなのですよ。今回のくるくる描写も「こういう格好したことないのでうきうき」感が漏れてしまっていたような感じが強いんだが。ものすごく作画に手間がかかっててちょっと萌え。シンも心に問題を抱えているだろうから二人がどう昇華していくのか非常に楽しみ。富野の最悪の癖で、話を長期で絡ませられないのと女の描写が気色悪いというのがあってフォウには全く感じ入るところがなかったのだが、SEEDのフレイやカガリの描写からしてこちらには期待しているのであった。
したらばのフレイ板が、比較的落ち着いた議論とステキ情報に魅力があるので見続けてるのだが今回感心したやりとりがあったのでメモ。
509 名前: 私の想いが名無しを守るわ 投稿日: 2004/10/15(金) 23:09 逆を言えば、キャラ同士の会話を期待するのはキャラファン特有の思考だと思われ。 「ドラえもん」なんて長らく放映やってるけど、スネ夫としずかちゃんが一対一で 会話しているところなんてほとんど見たことないぞ。 510 名前: 私の想いが名無しを守るわ 投稿日: 2004/10/15(金) 23:54 >>509 だな。キャラ人気に特化した種ならではの話題だな〜と思う。
スネ夫はたまにしずちゃんを口説いてるけどね。
砂漠〜オーブ編ではキラとフレイの2人がヘリオポリス組みとの会話が全くないという孤立と依存の演出をしてるんだがその辺を踏まえてない批判が結構あったなー、と思い出してみたり。途中でこいつら会話がないぞ、と気づいといて、話でちゃんと落ちがつく前に脚本家叩くんだから話にならない。まあ、基本的にSEEDはキラ関係以外は本編ではスルー傾向が強かったからな。ヒロイン同士の会話とかオミットされてても不自然ではない。
なんかうっかりさんばっかりだー。
戦闘ばかりで物足りません。3人がちゃんと協力してるよ今回は。どうやって敵の強さを上げるつもりなんだろう(考えてないだけぽ)。でもちゃんと状況がシーソーゲーム的に変わって、まじめに作る気があるね。相変わらず動きが良すぎて息切れしないか心配だ。
仮面の男の声には釣られないぞ、と意識しておく。しかしまああれだ、キシリア様(違)声が老けすぎ。
つ、釣られないぞっ。
ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ
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おれたちはとんでもない思い違いをしていたようだ。これを見てみろ。
まず「ステラ」を英字で表記する
『STELLAR』
これを並べ替えると
『ALLSTER』
するとできあがる言葉は・・・・・・『アルスター』。
つまり、ステラ・ルーシェはフレイ・アルスターだったんだよ!!!
ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・
,. -─- 、._ ,. -─v─- 、._ _
,. ‐'´ `‐、 __, ‐'´ ヽ, ‐''´~ `´ ̄`‐、
/ ヽ、_/)ノ ≦ ヽ‐'´ `‐、
/ / ̄~`'''‐- 、.._ ノ ≦ ≦ ヽ
i. /  ̄l 7 1 イ/l/|ヘ ヽヘ ≦ , ,ヘ 、 i
,!ヘ. / ‐- 、._ u |/ l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_、l イ/l/|/ヽlヘト、 │
. |〃、!ミ: -─ゝ、 __ .l レ二ヽ、 、__∠´_ |/ | ! | | ヾ ヾヘト、 l
!_ヒ; L(.:)_ `ー'"〈:)_,` / riヽ_(:)_i '_(:)_/ ! ‐;-、 、__,._-─‐ヽ. ,.-'、
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さすがにそれやったらファンも切れるだろう。ちなみにどちらも公式に採用されているつづりである。
見事に呪われてるな。今度は地震で中止だ。
本日付読売新聞夕刊若者欄投稿欄より。
マシンガンやナイフで人を殺し、乗り物を乗っ取る様子は、かわいい顔をしたしたテロリストに映ってなりませんでした。 (中略) こんなアニメがあるから、人の命が軽視されるのではないでしょうか。
間違いなくデス種だな(笑)
それにしてもこれは釣りなのだろうか。論理が市民だ。近頃読売にも多いぞ。
ていうか奴らはもともとテロリスト役だしなあ。何を今更って感じだ。表面的な表現に引っかかってテーマとかを読めない奴って多いよなー。
ようやくまともに放送された。これでもしイラクに行ったバカの特番でも組まれた日にはどうしようかと思ったよ。
デュランダルはオーブとの協力体制をなし崩し的に確立しようとしてるようだ。
ボンボンばれで「大戦の英雄と、こんなところで会うとはね」って台詞があったが、アスランだと思ったらカガリだった。しかも嫌味かと思ったらまるでファンみたいな反応だ。どうせ広まることを見越したうまい引っかけだなあ。とはいえ第1話でカガリは戦場での話は嫌そうに聞いていたのできっと広告にされてたのだろう。
まあ、アスランは有名人かつ英雄だが脱走兵だしな。ま、あっさりブリッジで大々的にばらされてるわけだが。それにしてもデス種は台詞回しが回りくどくなった。ガンダムっぽいっちゃあガンダムっぽいんだがなあ。うーむ。
相変わらず主人公の影が薄いのは間違いないんだが「さすがキレイ事はアスハのお家芸だな!」って一発で今週の肝をつかんでいった感じ。ホントに最初は種の否定方向で行くのか。ちゃんと止揚してまとめられたら凄い話になるのだが。
相変わらず無駄に良く動くアニメだ。予算多いんだろうなあ。動き方が結構おかしいけど。重力とか姿勢制御の早さとか距離とか。モビルスーツとかミサイルとかの動きがまるでスパロボみたいでリアリティはないけど迫力はあって面白いな。
そして回想王再び。主役はまだ影が薄い。こんなところでフレイが出てくるとは思いもしなかったぞ。一度も会ったことないのに。
まあ戦闘ばかりしているとあまり書くことない。とりあえずガンダムエースのおかげで展開はだいたい分かるので、アスランがザクに乗り込むまでの過程を期待して待つことにします。
それにしてもOP曲もED曲もイントロが秀逸だなあ。
ここで重力については当然のように突っ込んだが(あんな小さな小惑星であんなに早く落ちるわけがない)、世間的に「宇宙で4本足で蹴飛ばす必要はあるのか」というバカなツッコミが多いことにがっくり。弟までしてた。
要するに、推進剤噴射するよりその辺の岩を蹴飛ばしたほうが加速は楽。岩のほうが推進剤より重いし。しかも推進剤の節約になるから無問題。ただ、着地する手間が面倒だと思う。
もっと問題なのは立ち読みしたGUNDAM FACT FILEで「AMBACで方向転換」というありえないことをやっぱり平気で当然のことのように書いているところなんだがな。AMBACでは重心の移動方向は転換できません。重心の移動方向は内力だけでは変えられません。変えられるのは姿勢だけ。ニュートンの第3法則「運動量は系全体で保存される」です。漫画のASTRAYでは完璧な書き方だったのは実に良かった。
PCあぼーんにつき更新できず。アスラン出陣がいまいち盛り上がりに欠けるぞ。まだ流されている感が強い。
日曜日の対話。某「昨日のガンダムまだ見てないんだけどさ」私「んー、議長と艦長が」某「失楽園は見たくないんだが」。よく予想してたね、みたいな。まあ、艦長年齢不詳だからなー。
やっぱり種は戦闘控えめで繋ぎの話のほうが面白い気がする。
ついでにディアッカをヒロシ扱いするネタに受けた。来年読んで誰のことだかわかるかな。
- ディアッカです。新型モビルスーツのはずがモビルアーマーに勝てません。
- ディアッカです。大気圏に落ちて死にそうになりました。
- ディアッカです。敵艦を落とすつもりが逆に助けてしまいました。
- ディアッカです。捕虜になりました。
- ディアッカです。女の子に刺されそうになりました。
- ディアッカです。助かったと思ったら今度は撃たれそうになりました。
- ディアッカです。状況がよくわかりません。
- ディアッカです。影が薄くて元同僚に気づかれませんでした。
- 略
存在が割とネタ担当なのでいくらでも作れるわな。
相変わらず展開が速く普通に面白いな。でもわざわざ笑いを挟まなくてもいいのになーw。猫とかグゥレイトとか「民間人がー」とか。それにしても今までの何とか落としの中では圧倒的に面白いと思ったよ。
地球での発表で、大統領(と思われる人)とかが喋ってる中、カガリが宇宙なので代表なのに声明を出せていないわけで、オーブに戻ってきてから揉めるという展開を微妙に希望。どうせお飾りなんだからこれくらいの仕事はしないと。
問題は、イザーク・ディアッカ・アスランはキャラが立ちすぎてて燃えるけど新キャラを食いすぎだよなあ、という。いまだに主人公がアスランだもんな。あと、せっかくの強烈な引きなのにキラの絵が乱れてるのでもっと綺麗にしてもらいたかったところだ。(それにしても毎回毎回燃える引きだ。曲もいいのになー。歌手の声だけがなー)
一応補足をしておくと、物語上の立ち位置的にはシンは十分主役的位置にあるのだよ。前作でのテーマのひとつ(自立)を違う方向から切り込んでいけるようになっている。また、5話のブルーコスモスの「答えを与えてやらねばな」がちゃんと作品的に憎む対象を再び示している。アスランは分かっているので、カガリとシンが何とかなれば話はいったん着地するかと思われ。
予告で落ちてた場所の絵で何とかわかるのがローマだけだった。
ラクスの新曲が出るらしいですね。すっかりファンになってしまった梶浦由記作詞作曲ですよ。大期待。特にアルバム「Fiction」とマキシシングル「瞳の欠片」と「暁の車」は必聴です。まあラクスだけでなく、FictionJunction YUUKAがどこかで使われるとさらに嬉しいわけだが。
ちなみにSEEDで梶浦作曲は「あんなに一緒だったのに」「暁の車」「水の証」の3曲。
ていうか第2期のエンディングに
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第2期ED 有坂美香「Life Goes On」 作詞:有坂美香 作曲・編曲:梶浦由記 初回封入特典:キャラクターIDカード(レイ・ザ・バレル) 品番:VICL-35755
だとか。Victor営業がんばった。
しかし何といってもVictorの営業の問題は、アニメ関連のCDをすぐアニメジャケットで出してアニメ流通に乗せてしまうので、店では目立たないわ、オリコン以外のランキングに全く採用されないわで明らかに販売機会を失いすぎているという。CDTVは自社関連だから何とか載せているようだが。はっきり言って頭悪い。たとえば「暁の車」はオリコンでは10万枚突破しているようだが日経の今年のヒットCDの表では50位が5万枚ほどだというのに一文字たりとも載っていなかったり、TSUTAYAでははじめから仕入れてすらいなかったり。
ガナーザクの射撃の動きがみな同じなのは、使い回しだからではなく、OS制御だから同じ動きになるということを表現してるからなんだよ!!
ΩΩΩ<な、何だってー
繋ぎっぽい回。回想シーンが多くて安心する(えー)。挿入歌は並?ちっ
期待通りニセラクス登場、か。(髪飾りが月か星かで区別する)あとはアスランとキラがらみで色々メタ演出や伏線が張られていたのを覚えておけば十分かも。アスラン男女問わずもてもてw
アーサー・トライン副長が激しく面白キャラだということにようやく気づきました。
アスラン、それは死亡フラグだ!危険! といっても主役は死なないので大丈夫。期待通り前回の40話の台詞を受けてきた。探して行くぞ、という話なのに見つかってないじゃん、というバカ批判がたくさんあったからなあ。普通の物語とか見なさいって。ついでに言うと、分かった気がする、と言ってたのもキラだけなんだけどな。……つーか妙な暗転かますなー!
出会いが淡々としているのが特徴であって、賛否両論なんだろうなあ、と思ったり。まじめに見る分には非常に面白いんだが、見る気がない場合つまらないと言い張る原因にできる。まあまだしばらくキラは放置だな。
つまり今回はネタ提供の回だったということで。
NewType立ち読みしたんですがね。タリア29歳って嘘だろーーーーおい。キシリア(ザビ)24歳並に嘘だ。10は鯖読んでる。
主役誰ー?
つーかねー、シンがキャラ立ちしてないのは「マユたんはあはあ」以外のネタがほとんどないからよ。人につっかかるのも戦争への意識もそこで止まってるからな。もう少しイベントを増やしたほうが。
珍しく開戦までを丁寧に描いていたのだろうな、と。何かモデルがはっきりしすぎていてどうかと思わなくもないけれど。陰謀史観ってそんなに好きじゃないんだよなあ。確かに歴史って実は非常にばかばかしい理由で動いているけどさ。シリーズ的にはテーマとして再び個人を持ってくるだろうから最後には昇華されてすっきりできるのはわかるんだが。
それにしてもニセラクスは期待以上にずれすぎてて面白い。これだけやれば誰がどう見ても別人だ。アスラン受難。展開が楽しみだ。いちおうスタッフロールを見ればミーア・キャンベルだという名前だということは分かる。
今シリーズは「引き」に乗せられまくってるなあ私。
ザフトの秘密兵器で言ってた「フレネル」って聞き覚えあるなーと思ったら波の干渉の式だった。1枚の板で光とかをさえぎった場合その向こう側でどのように見えるか、というのが「フレネル回折」という問題だ。由来は人名。実は波が現れるんですよ。光学や量子力学である意味典型的な試験問題。理由:ぎりぎり代数的に解けるから。でもこれって電子科や物理科くらいでしか扱わないんじゃないかなあ。
ま。何やってるかさっぱりわからない、というのは変わらず。でもSFアニメだから別にかまわない。
すぐ前のフレネルに追記。教科書を見たらFresnel zone plateという回折格子の一種があるようだ。X線とかに使う。粒子は何でも波だから、量子フレネル→newtron stampederという名前どおり直接ニュートロンを集中的に放射するブツ、っぽいな。アンチ核兵器用武器、って感じか。
他にも月軌道での核爆発程度の光は見えるかなあ、とかも思ったがまあいいとしよう。仮面じゃなくてフレイ思い出せよフレイ。
今回は前シリーズとこれまでの総まとめ的な回として非常に面白いと思う。デュランダルとアスランの長い対話部分の台詞と回想の重ね方がしっかりとできてる。「一人一人のそういう気持ちが必ずや世界を救う。夢想家と思われるかもしれないが、私はそう信じているよ」なんていかにもじゃないですか。セイバーを見せるシーンも台詞だけじゃなく、演出もかぶらせてるしな。でもこっそり胡散臭い議長だってところが見所だ。
「名はその存在を示すものだ(以下略」をばっちり生かしてくる相変わらずの無茶構成(ほめてる)も健在。アスランがこれを思い出して決断している、ということはミーアを肯定的に片を付けるのかもしれない。期待できそう。見ようと思って見ている人には優しいアニメだ。子供向けアニメやヲタ向けアニメじゃなくなってるのは気のせいだ。
いや、それにしてもミーアはどうなんだろう。利用されていることは分かってやっているからなあ。洗脳とかならステラとかぶるのでどうかと思ってたからこちらのほうが面白いが、展開がさっぱり読めない。
それにしてもアレですね。シンの出番は今回1回。ミーアはクローンとかそういうネタではなくただのそっくりさん、アスランはやくハロに突っ込めよ!と妙なところで=■●_って感じですな。アズラエルとかセイラン一家とかきしょい人描くのが実はうまいな、とか思った。ちなみに公式ページのユウナ・ロマ・セイランの説明が微妙に笑える。
そういや、窓ガラスに映る姿、ってのは簡単なCGなんだが実写だとカメラとかがあって面倒だな、と。
正直、「ラクスは裏切り者じゃなかったのか」的コメントが多くて頭悪いなあ、と思った。あれだけ全周波で話しまくっていれば(エターナル強奪時・ヤキンドゥーエ戦)、指名手配時のパトリック・ザラ-エザリア・ジュール派のプロパガンダと誰でも戦後に比較できるはずだし、戦後実権を掌握したのはカナーバだということもはっきりしているのだから名誉回復がされたと見て不合理はないのだが。「俺、前の戦場でヤキンで彼女の言葉……」という台詞も入ってるし。
リアリストの私としてはセイラン親子のほうに日頃ならば同意しているわけだが、アニメなので夢想家のカガリに肩入れしたくなってしまう。それにしてもユウナはきしょい。口説き方を何とかしろ。そして分かりやすい姫と王子の物語。ガンオタ切捨て路線ばんざい。戦争ものなので必殺技「戦死」があるのでユウナが死んで終わりそうだが。
普通に3人組の対話は萌え燃えでした。
ジブリール小物臭まっしぐら。デュランダル胡散臭さまっしぐら。「戦争の終わらせ方」をザフトの人が気にしてたのがいいね。まだ外交手段と割り切っている。
次回がすぐ始まるのはどうかと思わなくもない。
うわっシンが活躍してる。ザムザザーは見事なかませ犬っぷりでした。しばらく暴走するシンをやるのかな。ユウナが人がいるときはそこそこまともなのに二人になると変態まっしぐらなのは何とかなりませんか。
しかしあのデュートリオンビームは何か危なっかしい気がする。エネルギー密度が凄そうなので外れたら大変なことに。デュートリオンってデュートリウム(重水素)と関係あるのかしら。
一応シスコンっぷりを発揮する直前にカガリを思い出しているのもそのうちポイントになるのかねえ。でも落ちはアスランで結局主役の座が奪い返せない、と。ていうかセイバーは電動なのに地球まで行けるのだろうか。予告を見た限りだと来週以降はキラに主役が奪われそうな予感。