RPGの話をしよう

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日本に愛好家が多い(はずの)コンピュータRPG、要するにファミコンやらプレステやらパソコンやらで遊ぶものについて書きたいと思う。考えながら書いているので構成は適当です。多分いままでまともにやったRPG全てについて書くと思う。

一応テーブルトークRPGに付いても昔調べたことがあるのだが、これは同好の士がある程度集まらないとできないし、話やステータス設定など面倒が多すぎて気軽に楽しめない。そのため魅力を感じなかった。

初体験 ドラクエ2

まず、自分の初体験の思い出話について書こう。それは小学校1年の秋頃。入学の直前にファミコンを買ってもらい一緒に買ってもらったソフトがスーパーマリオブラザーズであった。当時、「ソフトをクリアしたら次のソフトを買ってくれる」といういいのか悪いのか分からない決まりがあり、そのころ親父が8−4まで到達し(うーむ)、勝手にお店の人に勧められるままドラクエ2を買ってきたのが始まりである。抱き合わせされなくて良かった。
 そのとき、実はルールが分からず、ローレシアで薬草を3個買い込み、それを持って逃げ回るゲームだと思っていたのだ(マリオしかやったことないしさ)。7歳の純真な(?)少年には装備という語彙が無かったため、城の兵士の話がわからず、銅の剣を装備せずに外に出て、スライムが出てきて攻撃してもダメージ1、となりなかなか終わらず薬草を消費するはめになり、戦闘の意味がわからなかったのだ。それでも親父にルールを教わりながら戦えるようになり、楽にサマルトリアまで行けるようになった。しかしここで最大の問題が起こった。サマルトリアの王子が見つからないのである。ていうか両親も見つけられなかったのであった。勇者の泉の洞窟で話を聞いていればローレシアに一旦行っていることぐらい分かりそうなものなのに戦闘や経験値稼ぎが面白くて全然気にしていなかったようだ。ずっとサマルトリア周辺にいたからなあ。キメラの翼のためにローレシアの王様に話したくなかったんだろうなあ。その代わり、装備は最初の大陸で最強になり、レベルは当然2桁。1人で銀の鍵まで取っていたようだ。
 しかしさすがに飽きがくるのでとうとう生まれて初めての攻略本を買ってきた。なんと徳間書店のドラクエ2の攻略本である。ドラクエも3になるとエニックスと集英社しか出せなくなったけど当時は攻略本の全盛期。色々なところからいろいろな本が出ていた。しかし今のに比べると、データのいいかげんだったこと。見たことがある3種の本全て稲妻の剣の威力が違っていたくらいだからなあ。そういえば今はガイドブックと呼ぶのが一般的だが当時は「裏技大全集」とか「必勝本」とか「攻略本」とかいうのがほとんどだったし、ほとんどの謎解きの答えまでついていた。さらになぜか子供向けの文体だったり、後ろに行くほどどんどんはしょっていったりとよくわからない編集だったのがほとんどだった。でも安かった。近頃はソフトを中古で買うとガイドブックのほうが金がかかるような本末転倒な状況になることが多いからなあ。ちなみにこのドラクエ2の攻略本には街の人全員のせりふがすべて収録してあるというドラクエの魅力を相当そぐようなブツであったと今では思える。
 その後無事進んでいったのだが、なにしろガキと中年。戦闘がかなり下手であった。どうもケチすぎるようで、せっかくのベギラマ、イオナズンを使わないでいかづちの杖ばかり使うのである。MPはホイミ用とばかり思っていたようだ。そのためロンダルキアへの洞窟がなかなか突破できずめでたくLV30を超えたのである。その後またアクションゲームにはまっていき、ドラクエ2はめでたく放置されたのであった。

その後約8年。中3になってMSXとMSX用ドラクエ2を手に入れ、復活の呪文を何とか探し出し(LV26のしかなかった…)腕前の上がった私は無事レベル28でクリアしたのであった。

結構苦労 ドラクエ3

ドラクエ2の次に買ったRPGはドラクエ3。品薄でなかなか大変だった。これは攻略本なしでやっていたのだが、めでたくピラミッドで詰まる。その後もガイアの剣を取ったあと何をするか分からなかったし、ドラクエ1はやっていないのでアレフガルドについてはさっぱり分からないし、回転床がなんだか分からなくて光の鎧にたどり着けなかったしでかなり苦労した覚えがある。ドラクエはこういうところが好きだ。データが消えることが多いのでコピーして3つとも同じ冒険の書にしていたのも懐かしい。なぜかうちでは2番が消えにくかった。この辺、人によって違うのが面白い。

うーむ。ひとつひとつやっていくのは疲れる。
 その後、友人宅でFF2・3を大体やる。ご多分に漏れず、ラストダンジョンは突破できなかったのであった。FF3はレベルアップ時のHPの増え方のランダム要素が大きいので、全員のHPを大体同じにしようとしてもなかなかできなくて苦労した。

任天堂の汚点 銀河の三人

あと、銀河の三人もやった。もともとこれはパソコンでエニックスが出した「ライーザ」というゲームを任天堂がファミコンで売ったものらしい。これも当時はクリアできなくて、つい去年クリアした。まるで打ち切り漫画のような終わり方に感動した。実は俺の理想のゲームに結構近いゲームである。レベルアップがしょぼそうなのに(HPが上がるだけ)結構効果が大きかったりするところが、えらい。ダンジョンマップの中では歩いているうちに敵とのエンカウント率が上がっていく仕掛けなのだが、メニューを開くとリセットされる仕様だったので、2・3歩歩くたびにメニューを開けばあまり敵に会わないですむという技があった。

一番好きなドラクエ ドラクエ4

あと、ファミコンでやったのはドラクエ4くらいだなあ。実はドラクエの中で一番好きだったりする。RPGは序盤が一番バランスをとりやすいだろうから5部立てにすると5回楽しめるわけだ。それにAIがちゃんと学習をつむというのが他のシリーズよりも優れている。ドラクエ6なんか敵のステータスまで完全に把握しているからかなり不自然。ついでにいうとドラクエの中で唯一敵の動機がしっかりしているというか、よくわかるラスボスで好感が持てる。だれですかデスタムーアって。当時のうちのファミコンは音が出なかったので、あやかしの笛の謎がわからず、ロザリーに会えなかったのが心残りだった。
 ゲームバランスも易しすぎず難しすぎずといったかんじで良かった。ドラクエにしては珍しく、普通にやっていればさくさく進む。仲間が8人たまったら鍵が無くてもすぐエンドール王家の墓に入って入り口付近ではぐれメタルを倒しまくるという楽な方法もあった。
 天空の鎧がある洞窟がけっこうきつかったし、地底への洞窟で一周するのが分からなかった。
 シナリオは伏線ばりばりであって2回目のプレイがかなり楽しめた。一番悪いのはエビルプリーストだということをちゃんとみんな覚えているだろうか。

このあたりでゲームボーイが登場する。ファミコンと比較してプレイの機会が多いのでわりとやりこんだ。

ゲームボーイ初のRPG 魔界塔士Sa・Ga

当時有名になりつつあったスクウェアがゲームボーイ初のRPGという触れ込みで売り出したゲーム。肉を食べて変身するという良く分からないシステムが売りだった。風来のシレンはこのアイディアをぱくったに違いない。なお、このゲームではモンスターは話にならないくらい弱いので使わないほうが楽。
 シナリオも荒唐無稽で、塔の上に楽園があるらしいから行こう。で、各階に小さな世界がある。途中に封印された扉があってそこを開くために、その世界にいる四神を倒さなければいけないというちまちましたゲームだったのである。しかもそれぞれのイベントの短いこと!おそらくメモリの都合で大きなマップは作れなかったのだ。イベントもむちゃくちゃで、朱雀を倒すときなんか原子力発電所内に侵入して炉心からプルトニウムを取ってくるというおつかいが待っていた。朱雀を過ぎるとあとは異常に強い敵が出る塔を延々と登るだけなのだが、途中で起こっているイベントは極端に暗いものばかり。避難所で死んでる親父とわかってない子供とか。だいたいどうやってここまで来たんだこいつら。神にだまされてエクスかリバーを一生守りつづけてきた老人とか。これがまた弱いし。とにかく無視して頂上まで行くとアシュラとかいうボスが出てきて何とか倒すと落とし穴。1階に戻る。そこで違う階段が出るのでそこを登る。今度こそ頂上につくと、この塔は神がひまつぶしに創ったもので死にまくる人々が楽しみで楽しみでという話になる。もう何がなんだか。しかもラスボス「かみ」はボスのくせに即死武器「チェーンソー」が効いてしまうというバグ付き。ああ。
ちなみに、エスパーやモンスターにもステータスアップの薬を使えるというバグもあり、バランス調整を間違っているので、使用回数3の「はどうほう」を、最後の階段のところで2回使って「けんじゃのいし」を使えば楽に金が稼げるという技もあった。さらに言えば、HP600を使わず、HP200を50個使ったほうがHPの上昇が大きいとか。さすが社員の割にデバッグ人数が極端に少ないスクウェア。(ていうかFF8のデバッグ時間のべ1万時間人って、クリアに30時間かかるんだから、ほとんどやっていない同然だろ。一桁増やすべき)

Sa・Gaシリーズ最高傑作 Sa・Ga2

Sa・Gaのヒット後、しばらくして出た2。これは、いままで出たRPGの中でも相当レベルが高い、ていうか、スクウェアのソフトで一番面白い。と、思う。
 職業に「メカ」が追加されて、「けんじゃのいし」が無くなった。ぬう。
 また、職業(人種?)は最初に選んだまま最後まで変わらない。しかし、ゲームバランスが絶妙で、さっさと進むと微妙にきつく、戦闘を楽しめる。しかもどんなパーティーを組んでも何とかクリアできるのがいい。装備の組み方で何とかなるところがポイントか。
 しかし、当時は下手だったので育て方が悪かったし、「すばやさ」の重要性もつかんでいなかったのでかなり苦労した。さらにいえば説明書にだまされてメカに銃器ばかり持たせていたのでいまいち役に立っていなかった。今では、プログラムの穴(バグではなくて仕様です)をつき、かなり楽々にクリアできる。絶対に今まで一番クリア回数が多いRPGである。パーティーを組替えたり(ちなみに全部で4H4=35通り)、最短時間クリアを目指して最低30回はクリアしている。ちなみに自己記録はリセットなどの時間も含めた時間(つまり、機械に触っていた時間)で約200分。まだまだ削れると思うが、近頃は他の面白いゲームも多いのでやっていない。
 このゲームについては語ることが多すぎるというか、短時間クリアのノウハウもたまっているのでそのうち公開したい。

実はこの頃はあまりRPGはやっていなかったというか、一本一本がなかなか終わらなかったので少しですんだのだった。しかも順番覚えちゃいねーので適当です。

いよいよスーファミ ドラクエ5

中学合格記念に2月3日に早速本体ごと買ってもらった。うちの親父がドラクエ好きなので夜中に勝手にやられていつのまにか終わらせられてしまった。その後無事にクリアした。家族の誰もビアンカを選ばないところがポイントか。
 モンスターを仲間にできるという結構楽しいシステムのドラクエ初搭載作。結局6では骨抜きにされてしまったのでこれが唯一かな?
 変わり者なので結構変なモンスターを好んで使っていた。イエティとか踊る宝石とかマッドドラゴンとか。
 しかし世の中にヘルバトラーを仲間にした人はいたんだろうか。はぐれメタルは見たことあるんだけど。

実はあのソフトの続編扱い ソウルブレイダー

スーファミ初期のゲーム「アクトレイザー」の続編というコンセプトで作られたのである。開発は当然クインテットだ!
 基本はゼルダみたいなアクションで、巣から出てくる魔物を全滅させると魔物の巣を封印できてそうすると魔王に閉じ込められたものや人や動物が復活していって街が発展、先に進めるというもの。おかげでレベル上げの手間も要らない。普通にダンジョンを進んで封印していけばちょうどいいようになっている。レベルアップ時の体力回復タイミングが絶妙なのでさくさく進んで気持ちいい。難易度は難しすぎず易しすぎずでちょうどいい。話はそれなりだけど謎解きはある程度作ってある。
 あと、このシリーズ全体にいえるが、古代祐三の音楽が雰囲気とマッチして実に素晴らしい。
#追記:ソウルブレイダーは古代じゃないってさ

ガンダムネタなのか…? ラクロアンヒーローズ

ゲームボーイのRPGである。一時期はやったナイトガンダム物語の親戚だ。このゲームの特記すべき点は1レベルアップが非常に大きいという点だろう。指数関数的な強さののびか、「レベル倍」の項があるのだろう。城の周りの敵にレベル1だと300とかダメージを食らってショックを受ける。でもバランス調整はかなりうまくいってた。
 序盤は旅の扉から出て行って順番にイベントをこなしていけばそれほど苦労することはないが、リターンリング(城に戻れる)を手に入れたら金をためて最後の旅の扉に入って強い装備を手に入れれば楽にがんがん進めて楽しいぞ。
 後半は急にいやらしい難易度になるがセーブリセットを使って何とか次の街までたどり着ければ大丈夫だ。ただ、急にヒントがなくなるのが痛い。ダンジョンでセーブできないのに脱出できないでかい塔があったり。ラストダンジョンの最後に回復地点があるのでそこの周囲でかなりレベルを上げた記憶がある。

今は亡きおちよしひこ 時空戦記ムー

小学校の頃友人が持ってた。中古屋で安かったのでやったのである。まあ邪教徒に(この言葉も何ともいえんな)占領された大陸を少しずつ開放していくというものだ。無駄なシステムがてんこもりで、例えば主人公の顔をモンタージュ式に自分で作れて、それによってステータスが決まるとか、仲間を何グループか作れ(というか勝手にできる)それぞれを切り替えたりといったもの。とりあえず仲間を切り替えるべきところは牢に閉じ込められるときと最後のボスの手前の祭壇のまえに2グループ立つという2箇所のみ。システムを全く生かしてないのがポイント。
 しかし、ゲームバランスは結構良かった。レベルが一定以上あれば工夫すればたいていのボスは倒せた。足も速い。しかし、敵とのエンカウント率が偏りすぎてて、敵に会わず世界半周くらいできるときと1歩ずつ敵が出てくるときがあって困ったものだ。あと、山賊(ほぼ最後に仲間になる)をパーティーに入れておくと普段は歩けない山を越えられるという素敵なシステム付きなのでよわっちい山賊を必ず入れることになっていやだった記憶がある。

ジョブチェンジ ファイナルファンタジー5

スーファミで始めてやったFF。FF3は結構やったので微妙に期待していた。とりあえず借りてプレイ。ジョブチェンジシステムにアビリティーってのが組み合わさってなかなか面白かった。ただ、ファミコンの頃はあまりオートイベントがなかったけど、だいぶ多くなってきてわずらわしさを感じた。いまだにオートイベントはなじめない。バッツよりファリスのほうが物理攻撃は強いのにみんなバッツを戦士系にするんだよな〜と思っている。とはいえ、当時はクリアする暇がなかったので中断・返却。クリアは後になる。

FFでは一番好きかも ファイナルファンタジー6

スーファミで最後となったFF。あまり期待してなかったが面白かった。前よりさらにイベントがクソ長いが、長さと内容のバランスから言うと5よりはよっぽどいい。ただ、キャラ別のイベントばかり充実してるので話全体としてみるとつまらないシナリオかも。そのへんがちょっとドラクエ4より劣る感じ。あっちはキャラ別の話も1〜4章でプレイした記憶によってるからゲームとしては優れているだろう。あと、最初にプレイしたときと2度目にプレイしたときで各キャラの印象が全然違う。セリスうぜーからまあまあかっこいーに変わったり。つうか伏線張りすぎで1周じゃ気づかないところが多い。
 レベルアップの時の魔石ボーナスを狙いまくっていちいちステータス画面を見るのがポイントか。これを使うとあまり各キャラの違いを気にせずステータスを変えられるのでお気に入りキャラが異常に強くなったりして。
オペライベントはいまだに印象大。さすがにボーカルは入れられなくてもちゃんとシンクロさせてたし。PS版でついたがそれでも名曲であった。海外版の歌詞を見たい。

♪いとしの あなたは とおいところへ?
 いろあせぬ とわいのあい ちかったばかりに♪

♪かなしい ときにも つらいときにも
 そらにふる あのほしを あなたとおもい♪

♪のぞまぬ ちぎりを かわすのですか?
 どうすれば? ねえあなた? ことばをまつ♪

♪ありがとう わたしの あいするひとよ
 いちどでも このおもい ゆれたわたしに♪

♪しずかに やさしく こたえてくれて
 いつまでも いつまでも あなたをまつ♪

 お気に入りはセッツァーだったりする。イカサマダイスであっさり9999でるしイベントかっこいいし。あとはカイエンだったりするんだが、こっちは3人プレイのときには使えなくてがっかり。
 ゲーム自体もボスが強くなっててある程度頭を使わないと相当苦労するようになってたりして満足度は高い。まあ、逆にハメる方法が見つかると今度は簡単になりすぎるんだが。
 どうでもいいが、誰かガウのあばれるリストを全部埋めた人はいるんだろうか。

さて、中学のうちはRPGはこんなもんなのだが、中3のときに恐ろしいソフトと出会う。それは…

ポケットモンスター

なぜか当時、ゲームボーイは下火になっていたのにもかかわらず、弟1号はずーっとだらだらとやっていて、たまたまやっていたのがこれ。面白いからやってみろ、というのでセーブなしでカスミを倒すくらいのプレイをしてはまる。
 ブームになる前であって、置いてある店がなく全然手に入らなかったことを覚えている。何とか赤版を2980でゲットでき、延々とプレイ。クリアまで20時間くらいかかったような。B7サイズだったかの赤と緑の攻略本があったのが懐かしい。割といいかげんなデータが、ちょっと昔感を漂わせる。
 使ったキャラはゼニガメ(カメール・カメックス)・ダグトリオ・サンダーというあたりが主力であった。TVでダグトリオがはやる前だったのだが、いまさら言っても始まらないのが基本。

ポケモンの威力は絶大でありゲームボーイが世間的に復活。当時珍しいプレイヤーである私としては実にめでたいできごとであった。

たぶん高1くらいまでは私のプレイするRPGはポケモンで止まっていたと思われる。高校のころが一番シミュレーションゲームに傾倒していた時期なので。あとはシレンとか。


ドラゴンクエスト6

印象が薄いので書き忘れていた(笑)。弟が中学入試終わったとたんに親が買ってきたので(家の中で一番ドラクエをやりたがるのが父親である)中3になったばかりのころだな。まあ、遊べる出来ではある、というか平均以上の出来ではあるのだが、いままでの2〜5が良すぎたのでがっかりではある。転職可能になるまでがたるいのと、転職してしまうと今度はキャラごとの特徴がかなり減るのがだめだめ感。台詞回しとかに相変わらず光る点はあるのだがだるさが先に来るか。ボスの印象もないんだよな。ハーゴン・バラモス・ゾーマ・ピサロ・ゲマの印象は強かったのに。ムドーがあまりに序盤に死にすぎである。
 アニメ版ドラゴンクエスト(主役がアベルとティアラのやつ。覚えている人少ないかな)のバラモス第一の配下がムーアというのだが、そいつのデザインがムドーとかぶっている上に名前がデスタムーアとかぶっている。やる気なさげだ。

Sa・Ga3〜完結編〜 時空の覇者

もっと印象が薄いので忘れていた。2の異常な面白さのため、大いに期待していたのだが、ただの携帯用のぬるいRPGになっていた。経験値制だし武器使用制限ないしランダム性ほぼ0だし。なによりシナリオがしょぼすぎる。細胞1個で復活するなー。SaGaはいわゆるあの「殺伐とした雰囲気がいいんじゃねーか」。2chのSaGaスレッドを見てみるとほぼネタスレなのだが基本的に1と2しか使いようがないのがよく分かる。まあ、変身システムが完全に無意味だったり「ヒール」(全体回復魔法)を手に入れるとボス戦に緊張感が全くなくなるのがポイントか。そんなわりにいちおう3回くらいはクリアしているわけだが1や2と違って伏線でびっくり、とか実は…、とか考えさせるシーンも全くなく駄目シナリオを発揮していた。印象に残るシーンもボスもないってのはどうなのよ。
 ただしジャンプのぴよぴよ感は楽しい。


大学入試直前。それは最もゲームする気が満々になる時期である。さらに都合がよいことにいい加減スーファミも世間的に抹消の時期であってソフトが異様に安かった。当時家で64で遊びまくってはいたが64にRPGなんてありゃしないのでRPGやりたい病にかかったらスーファミをやるのである。

そこでFF5とFF6を購入しクリア。ついでに昔人の家でやっぱりだいぶやった気がするが

クロノトリガー

これはRPGでの最高傑作のひとつであろう。

つづく

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